各学年の活動_5年_

2学期の活動

米販売への道のり



 9月下旬に稲刈りをしました。お天気にも恵まれ、汗をかきながら、黙々と作業をしました。子どもたちは、稲刈り鎌の使い方にすぐに慣れ、素晴らしい働きぶりで、あっという間に終わりました。その後、刈り取った稲をコンバインに運び、脱穀をしました。落ち穂を一生懸命拾う姿があり、一粒も無駄にしないという思いが表れていました。



 収穫した米80kgをどうするか話し合いました。話し合いの結果、米を売ることと、自分たちで食べるということになりました。米を売ることについては、たくさんの人に米の美味しさを知ってもらい、米の消費拡大に繋げて、農家の方々を助けたいという思いがありました。
 パッケージ係、ポスター・表示係、看板係、しおり係に分かれ、販売に向けて準備を進め、作業の終わった係から、お米の袋詰めをしました。1袋500gです。子どもたちは協力しながら慎重に計量していました。時折混ざっている黒い米も丁寧に取り除いていて感心しました。



 12月7日に大切に育ててきた「食べてみらい?飛ぶよ!」を販売する日が来ました。教室を出る前は、行事前の恒例「円陣」を組んで気合を入れました。「完売目指して頑張るぞー!」「おー!」と気合十分で学校を出発しました。
 10時開店。たくさんのお客さんがお米を買いに来てくれて行列ができました。しかし、途中で、なかなかお客さんが来ない状況がありました。みんなは、「どうやったらお客さんが来てくれるのか」と考え、相談して、呼び込みをしたり、チラシを配ったりしました。お米は、45分ほどで完売となりました。短い時間でしたが、子どもたちは貴重な経験をたくさんしていたようです。


2023年12月25日